施工方法
・施工日は予めお客様と打ち合わせさせていただきます
・施工時間は約3時間(80~100㎡)※現場状況や被害程度により変わります
私たちが施工した「築後50年の住まい」の
施工の様子がご覧いただけます。
手順
普段見ることがない床下での施工は不安なものですが、こちらをご覧いただき参考にしてください。
使用する薬剤
薬剤は大きく分けて土に散布する薬剤と、木に吸収させる薬剤の2種類があります。
土に散布する薬剤
なぜ土に薬剤をまくの?
シロアリは、土の中が主な生息場所なので土壌昆虫と呼ばれます。
建物にも、地面を経由して侵入してきます。
ですから、地面に薬剤の層を形成して防ぐのが、最も有効な方法なのです。
健康や環境に影響は?
全く問題はありません。理由は次のとおりです。
現在、土壌に散布する薬剤は、高分子皮膜で被覆されたマイクロカプセル剤や、極めて蒸気圧が低い低揮散性の薬剤が主流です。しかも薬剤成分も、食塩や砂糖並の低毒性のものです。
処理直後に精度の高い機器で居住空間の空気中の濃度を測定しても検出されません。
これらの薬剤はいったん土の粒子に固着したら、水分を加えても再び溶け出すことはありません。また、野外環境ではすぐに分解する性質ですから、環境中に長期間とどまることはありません。
こうした理由から、健康や環境に影響を与える可能性は極めて低いといえます。
タケロック
クロアジニジンが有効成分。揮発性化学物質は一切使用していないため、蒸気圧も低くシックハウスに配慮がなされています。
TMカウンター有効成分をイミダクロプリドとする顆粒状の製剤です。極めて臭いが少なく、安全性が高いのが特徴で、使用する製剤量を少なくしたことで、包装の廃棄時のゴミ減量化を実現しました。
木に吸収させる薬剤
木部処理とは?
シロアリが侵入しやすい床下などの木材部分を処理する薬剤です。この薬剤には、防虫と防腐の二つの効果を持つ成分が含まれているため、シロアリを防ぐとともに、建物の耐朽性を維持します。
もちろん、安全性についても、前項の土壌薬剤と同じで、健康や環境に影響を与える可能性は極めて低い特性を備えています。
タケロック
有効成分のビフェントリンは、世界保健機構(WHO)が室内使用も認めている、安全性の高い薬剤です。
臭気が少なく、揮散性も低いので、居住空間に影響を与えることはありません。
高いシロアリ駆除効果と木材防腐効果を持ち、文化財の保存にも採用されています。
ハチクサン20W
ハチクサンの有効成分であるイミダクロプリドは、ほとんど臭いがありません。
蒸気圧が極めて低く、散布した土壌や木部からほとんど蒸散しないので、薬剤による居住者への影響はありません。
シロアリに対し忌避性(シロアリが薬剤を避ける作用)を示さないので、薬剤処理をした場所でもシロアリは接近し、薬剤に接触します。シロアリ は、その習性から仲間同士で薬剤を伝播しあうので、薬剤の効果は他の仲間にも波及していきます。ハチクサンは長い期間効力を発揮してシロアリから大切なお住まいを守ります。